翻訳と辞書
Words near each other
・ 懸田克躬
・ 懸田城
・ 懸田義宗
・ 懸空寺
・ 懸章
・ 懸絶
・ 懸衣翁
・ 懸詞
・ 懸谷
・ 懸賞
懸賞 (大相撲)
・ 懸賞 (相撲)
・ 懸賞問題
・ 懸賞広告
・ 懸賞板
・ 懸賞生活
・ 懸賞論文
・ 懸賞金
・ 懸賞金問題
・ 懸軍


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

懸賞 (大相撲) : ミニ英和和英辞書
懸賞 (大相撲)[けんしょう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

懸賞 : [けんしょう]
 【名詞】 1. offering prizes 2. winning 3. reward
: [しょう]
  1. (n,n-suf) prize 2. award 
大相撲 : [おおずもう]
 【名詞】 1. professional sumo wrestling 
: [そう]
 【名詞】 1. aspect 2. phase 3. countenance
相撲 : [すもう]
 【名詞】 1. sumo wrestling 

懸賞 (大相撲) ( リダイレクト:懸賞 (相撲) ) : ウィキペディア日本語版
懸賞 (相撲)[けんしょう]
懸賞(けんしょう)は大相撲の取組で勝利した側の力士に授与される金銭の意。
== 概説 ==
2014年(平成26年)5月場所以降、幕内力士の場合1回の取組で1本につき6万2000円が協賛する企業団体から提供される。〔平成26年5月場所より。〕1991年(平成3年)5月場所から2014年(平成26年)3月場所までは1本が6万円だった。申し込みは原則として取組5日前まで、取組指定は取り組み前日(千秋楽除く)の14時までを期限とする。
懸賞金6万2000円のうち、5300円は日本相撲協会の事務経費(取り組み表への掲載費、会場内の懸賞提供アナウンス費及びその際の企業・団体名含め15字以内のキャッチコピー費)として、2万6700円は納税充当金〔年末調整時に納税額の不足が生じて追加徴収が行なわれる場合はここから充てられる。この余剰金は引退時に本人に還付される。〕として日本相撲協会が獲得者本人名義の預り金として天引きするので、勝利力士は勝ち名乗りに際し懸賞1本当たり手取りで現金3万円を受け取る。
なお、現金が包まれている熨斗袋(封筒)は東京の麻布十番にある長門屋商店で制作されている。
場内アナウンス例
* 単数「この取組には、フリー百科事典のウィキペディアから、懸賞があります。」
* 複数(2つの場合)「この取組には、フリー百科事典のウィキペディア、''並びに''、誰でも記者になれるウィキニュースから、懸賞があります。」
* 複数(3つないしそれ以上の場合)「この取組には、フリー百科事典のウィキペディア、誰でも記者になれるウィキニュース、''並びに''、投稿・編集自由な辞書のウィクショナリーから、懸賞があります。」
取組に懸賞金がかけられた場合、仕切中に土俵の回りを呼出スポンサーの企業名や商品名が書かれた懸賞旗(縦120cm、横70cm)を持って回るが、この懸賞旗は、スポンサー企業が制作して持ち込むことになっている。
公共放送であるNHKテレビ中継では、広告になるという判断から、この場面になると遠景からの土俵の撮影に切り替えて、過去1年間の取組対戦成績を記したスーパーを被せ、懸賞を掛けたスポンサー名が読み上げられるため場内音声を絞った上から解説のコメントを被せる(ただし懸賞の本数を放送で言う時はある)。同じくNHKのラジオ中継でも懸賞読み上げの場内音声は絞られ、アナウンサーは勝負の展望やこれまで行なわれた取組の結果を伝える。一方、日本相撲協会ホームページの公式取組映像配信では場内音声もそのまま配信されているため聴くことができる。
横綱大関クラスの取組ともなると、かなりの数(多い場合には40本以上)の懸賞がかけられる。2005年(平成17年)9月場所千秋楽結びの一番、朝青龍vs栃東では当時史上最多となる49本の懸賞がついた。さすがにこれだけの数になると、制限時間の間懸賞の垂れ幕が土俵を回り続けることになり、仕切りの緊張感を殺ぐという意見が出たため、2006年(平成18年)1月場所からは1つの取組につき50本(東京場所は後述の森永賞を含めて51本)までという制限が設けられることになった。2006年(平成18年)9月場所千秋楽結びの一番、朝青龍vs白鵬において初の制限いっぱいの51本の懸賞がかけられた。ただし横綱クラスでも毎回のように大量の懸賞がかけられるとは限らず、2008年1月場所において朝青龍の取組にかけられた懸賞は、謹慎処分明けということもあって横綱としては異例の2本であった。2015年1月場所千秋楽においては、白鵬翔が最多記録となる33度目の優勝を決めた場所ということで懸賞依頼が殺到し、緊急措置として60本(森永賞を含めて61本)の懸賞が設けられ、現在ではこれが懸賞最多記録となっている。
懸賞金は原則中入後の取組に懸けられ、十両力士同士の取組には懸けられない〔懸賞について - 日本相撲協会〕(唯一の例外として昭和45年の輪島vs長浜〈豊山〉)。原則として一場所15日間、毎日懸賞を出すことが求められていたが、2000年からは5本以上であれば1日だけでも懸賞を出す事ができ、また同じ取組に複数本懸賞を出せるようになった。その形式は、後援する力士の取組すべてにかけたり、出場力士にかかわらず結びの一番には必ずかけるなど、さまざまである。
相手力士が休場し、不戦勝となった場合は懸賞を受け取ることができない。この場合既に懸けられていた懸賞については相撲協会が懸賞を懸けた企業に連絡し、同じ日の他の取組に懸け替えるか、懸賞を取り止めるかのいずれかを選択してもらっている。例えば2015年(平成27年)5月場所8日目の白鵬vs大砂嵐では40本の懸賞が懸けられていたが、大砂嵐が休場となったため、23本が他の取組に懸け替えられ、17本が取りやめになった〔白鵬不戦勝…手取り120万円分の懸賞はどこへいく? ,朝日新聞,2015年5月18日〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「懸賞 (相撲)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.